こんにちは、わんこの給食の木村です。
6月下旬になり、
蚊が出てき始めていますね。
5月頃からフィラリアの予防を
始めているわんちゃんが
多いかと思いますが、
フィラリアって何の予防か
ご存知ですか?
フィラリアは蚊が媒介する病気で、
感染すると治療が大変
と言われています。
そこで今回は、
フィラリアに感染したときの症状や
予防法について詳しく解説します!
フィラリアとは、蚊が運んでくる
『犬糸状虫』という虫が
原因の病気です。
蚊に刺されることで感染します。

①フィラリアに感染している犬の
血液に含まれるミクロフィラリアという
フィラリアの幼虫を蚊が吸血し
蚊の中に取り込まれる
②蚊の中でミクロフィラリアが
感染力を持つ段階まで成長する
③フィラリアに感染した蚊が
未感染の犬を刺すことで、
蚊の中で成長したフィラリアが
蚊に刺された犬の体内に入り込む
④犬の体内で成虫にまで成長し、
心臓や肺の血管に寄生し、
幼虫(ミクロフィラリア)を産む

一般的には、感染後犬の体内で
成虫になるまでの期間は約半年ほどで、
成虫の寿命は約5年ほどです。
また、成虫は生きている間、
毎日2,000~3,000匹の幼虫を産み、
数を増やしていくと言われています。
そのため、
フィラリアに感染し、
成長する前に予防が必要です。
①初期症状
感染後、初めのうちは症状がなく、
元気でいつも通りにみえることが
ほどんどです。
②進行した症状
寄生したフィラリアが成虫になり、
心臓や肺の血管に寄生し始め、
病気が進行していくと、
・咳が出る
・呼吸が苦しくなる
・運動するとすぐに疲れる
・元気がなくなる
・尿に血が混じる
・お腹が膨らむ

このような症状を引き起こします。
③重症化した際の症状
重症化すると、
心不全や呼吸不全などによって
亡くなってしまうこともあります。
主に血液検査での診断になります。
血液検査には、
血液中に成虫がいないかを
成虫の排泄物から確認する
抗原検査と、
顕微鏡で血液中に幼虫がいないか
直接確認する直接検査の
2種類があります。
進行している場合は、
レントゲンや心臓エコーで
確認する場合もあります。
蚊は4月頃から出始めて、
11月など涼しくなってきた時期でも
活動しています。
平均気温が14度以上あれば
フィラリアは成長できると
言われているため、
地域や病院にもよりますが、
5月~12月の8カ月が予防期間
になる場合が多いです。
予防薬には大きく分けて
4つタイプがあります。

食物アレルギーのある子でも
安心して投薬が可能です。

おやつのように味が付いていて、
嗜好性が高く、
お薬が苦手な子でも
食べてくれやすいのが特徴です。
ただ、食物アレルギーのある子は
注意が必要です。

液体を首の後ろの皮膚に
直接塗布するタイプで、
錠剤もチュアブルも苦手な子や
食物アレルギーのある子
にもおすすめです。
ただ、しっかり毛をかき分けて
皮膚に塗布しなくてはいけないので、
皮膚が敏感な子や
動き回ってしまう子は
難しい場合があります。

他のタイプと違い、年に1回の
注射で通年の予防が可能です。
飼い主様による
投薬のし忘れが多い場合
におすすめです。
ただ、薬剤に対するアレルギーを
起こすことがごくまれにあるため
注意が必要です。
検査する必要があるの?
既にフィラリアに感染している犬に
駆虫薬を投与してしまうと、
体内でフィラリアが死滅して
血管を詰まらせてしまったり、
死骸から発生される毒素によって
急激なアレルギー反応や、
ショック症状が起きる場合があります。
そのため駆虫薬を開始するときには、
フィラリアが既に寄生していないことを
確認する必要があります。
また、虫が体内で成長する前に
駆虫するのがポイントです。
虫が成長して
心臓に寄生する前に予防しましょう。
感染量が少ない場合は、
長期間に渡って少しずつ薬を与えて
徐々にフィラリアを減らしていく方法で
治療していきます。
進行してしまっていて
感染量が多い場合は、
外科手術を行う場合があります。
早い段階であれば治療ができることも
ありますが、進行してしまうと、
心臓や肺、血管にダメージが残るので
完全に治すのが難しい
と言われています。
お散歩中だけでなく、
窓や玄関から家の中に
蚊が入ってきていることもあるので、
お家からあまり出ないわんちゃんも
予防が必要です。
フィラリアはきちんと予防を
していれば発症のリスクは
ほとんどなくなります。
ただ、お薬の飲み忘れで
成虫に成長してしまっている場合や、
飼い主様の見ていないところで
わんちゃんが薬を出してしまい、
予防薬がきちんと効いていない場合も
あります。
毎月投薬を忘れないように
カレンダーを使用したり、
錠剤やチュアブルタイプの場合は
わんちゃんがきちんと飲み込んだか
最後まで確認することがおすすめです。
フィラリアは正しく予防していれば
発症をほとんど防げる病気です。
大切なわんちゃんの
健康を守るためにも、投薬を忘れず
正しく予防をしてくださいね!
