こんにちは!
わんこの給食の木村です。
私は9歳のわんこを
飼っているのですが、
1年前くらいから
ごはんの食べるスピードが
少し遅くなってきたり、
飲水量が少し減ってきたり、
歩き方がよちよちしてきたり笑
おじいちゃんに
なってきたな~
と思うことが
増えてきました。

あなたのわんちゃんにも
こんな変化感じてませんか?
今回は、
高齢期の食事について
詳しくお話していこうと
思います!
「シニア期になってから
食べムラがある」
「そういえば飲水量減ってるかも」
「寝てばかりで
活動量が減ってるかも」
こんなシニア期のわんちゃんに
お悩みのあなたに
ぜひ最後まで読んでほしいです!
まず、シニア期とは
大体7~8歳以降を
指します。
(小型・中型・大型など
わんちゃんの大きさによって
この年齢は変化します。)
これは
加齢による見た目や
内臓機能の変化が
現れ始める時期です。
ただし、環境や
普段の食事などでも
個体差は大きくあります。
シニア期の食事には、
加齢による変化の進行を
遅らせて、加齢によって現れる
疾患の発症・進行を最小限に
抑えるための
栄養設計になっています。
わんちゃんは、
年を取ると若いころに比べて
・消化吸収能力の低下
・歯周病による食欲低下
・味覚や嗅覚の衰え
・基礎代謝や活動性の低下
・腎機能の低下
など
さまざまな変化があります。
そのため、
シニア期には
これらの変化に合わせた
食事を取ることが
必要になってきます。
続いて、
これらの変化に対して
どのような食事に
するのがよいのか
詳しくご紹介します。
シニア期になると、
若い頃に比べて
胃腸が新しい食べ物への
適応能力が低下してきます。
いきなりごはんを変更すると、
場合によっては
吐いてしまったり、
便が緩くなってしまう
場合もあるため、
初めてあげるごはんは、
2週間ほどかけて
様子を見ながら
少しずつゆっくり
移行していくことが大切です。

また、
消化吸収能力も
低下していくため
消化にいいものを
選んだり、
温めて食べやすく
少し柔らかくすることも
有効です。
前回のブログでもお伝えしましたが、
3歳のわんちゃんの
8割が歯周病にかかっていると
いわれています。
前回のブログはこちらから▼
気になるわんちゃんの口臭 2つの原因と対策
シニアになればなるほど
重症の子が多くなり、
痛みがでてきてしまい
歯の痛みから
食欲が低下してしまうことが
あります。

この場合は、
動物病院でスケーリングや
抜歯を行うことで
また食欲が戻ってくる場合が
多いです。
まだ痛みがない子も、
歯肉からの出血や
歯石が見られる場合は
早めにかかりつけ医に
相談することをおすすめします。
加齢に伴って
味覚や嗅覚が衰えていきます。
わんちゃんの嗜好性は、
の順番になっているため、
味覚が衰えると
食欲が落ちてしまいやすいです。
また、わんちゃんは
元々味蕾という味を感じる細胞の
数が人間の5分の1しかないのですが、
シニアになると
もっと減ってしまいます。
そのため、味の感度が低下し、
塩味を感じにくく、
甘味に敏感になるため
以前と好みが変わったりします。
「甘味に敏感になる」と
書きましたが、
わんちゃんにとっての甘味は
自然界の
お肉やお魚、野菜や果物などに
含まれる甘味を指すため、
砂糖や甘味料をあげる必要は
まったくありません。

このように、
加齢による嗅覚や味覚の
低下によって
食欲が落ちてしまった場合は、
温かさを感じた方が本能的にも
食欲が増しますし、
香りも立つため
人肌に温めたり、
人工的な香料の強いものを避けて
自然な素材の香りを活かした
ごはんを選ぶことを
おすすめします!
加齢によって基礎代謝や
活動性が低下すると
体脂肪が増え、
筋肉量は低下します。

そのため、
1日当たりのエネルギー要求量は
若い頃に比べて
7~8割に減少します。
なので、
1日にあげるごはんの量も
シニア期に合わせてあげる
必要があります。
また、
喉の渇きに関する感覚が低下し、
飲水量が低下する傾向があります。
腎機能の低下や
利尿薬などの薬の
影響で脱水症状も
起こりやすくなるため、
いつでも新鮮な水を
飲めるような環境や、
ウェットフードなど
水分量のあるごはんに
するなど工夫も必要です。
加齢によって
腎機能が低下している
可能性が高いため、
高タンパク質のごはんは
避ける必要があります。
しかし、
筋肉量も低下していて
タンパク質の吸収量も
低下しているため
過度なタンパク質の制限は
危険です。
タンパク質量は
乾物ベースで15~23%がよいと
されています。
また、
高血圧や心臓病、
腎臓病を避けるために
過剰な塩分摂取も避けましょう。
リンの過剰摂取も
慢性腎臓病の進行に
繋がるため
避けた方がよいとされています。
どんな影響があるのか
先ほどお伝えしたように
若い頃に比べて
基礎代謝や活動性が低下
しているため、
ごはんの内容が
若い頃のままだと
必要カロリーを
上回ってしまい、
肥満になる可能性があります。

ぽっちゃりしている子は
かわいいですが、
糖尿病や心臓病、
過剰な脂質による膵炎など
さまざまな病気を
引き起こす原因になるため
1日当たりの
必要エネルギー量を守り、
過剰な脂肪分の摂取を
避けることが必要です。
ただ、脂肪は
皮膚の健康を保ったり
嗜好性を高めるためには
大切なものなので
制限しすぎず
適量を与えるように
してくださいね!
シニアのわんちゃんって
本当に愛しさが
増しますよね!

大切なわんちゃんに
健康で
長生きしてもらうためにも
あなたのわんちゃんの
年齢や過ごし方、
健康状態に合った
ごはんを選ぶよう
心がけてみてください!
・便秘予防には食物繊維
(正常な腸の動きを促進するため)
・関節炎や皮膚被毛の
サポートには
オメガ脂肪酸(EPAやDHA)
・抗酸化には、カロテノイド系
(緑黄色野菜など)や
ポリフェノール系
(ブルーベリーなど)
の成分が入っているもの
をあげるのが
おすすめです!
